講演で一番難しい状況は何かと聞かれたら?

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講演で一番難しい状況は何かと聞かれたら?

徳倉です。

色々なところでお話させていただく機会があります。

企業や行政機関をはじめ、職場研修、中学生や高校生、大学生を相手に校舎や教室、専門家を交えた勉強会。

 

中でも私が個人的に最も難しいと感じるスタイルは、実はどなたでも参加できるタイプの大規模市民講座です。

理由はいくつかあるのですが、一番の理由は年齢・性別・立場・状況が参加者一人一人異なっている点です。

たとえば企業内研修ですと同じ組織で働いているわけで、ある意味労働環境は同じであり、解決したい問題も共通項が多いものです。

 

学校での授業や講義も同じです。

生徒はは同世代で、担当の先生方から示される「伝えて欲しい内容」を伝えていただく機会も多いのでとても話がしやすいわけです。

 

その点、誰でも参加タイプになると、「働き方」にしても組織については小規模・中規模・大規模、管理職なのか経営者なのか、一般職員なのか?

参加者の状況がかなり違っているので、同じ講演でカバーできる領域が限られてきたり、一部の話は関係ないと感じることさえあるのです。(実際は関係あるのですが、当事者意識がでるかどうかはまた別なのです。)

 

でも一定の満足度を上げるためにどうするのか?

私が心がけていることを挙げますと、

  • 最初にこの状況は立場が異なっている人が沢山いることを伝える。
  • 基本的に皆さんがお聞きになりたい話をする予定であるが「つまらない」と感じたら「つまらない顔をして聞いてください」とお願いする。←これは「掴み」でもあり、ウケます。
  • それぞれの立場の人に向けた話も一部しますが、自分の立場が変わったと思って少し聞いてほしいと伝える。

上記のように少し事前に説明を入れることで、参加者の集中度がずいぶんと変わります。

 

またよくある話ですが、終了後の質問がないと嘆かれることがあります。

これももし講演される方で気になる方は、お話される冒頭で「今日は質問の時間を設けますので、ぜひ聞きながら質問を考えてみてください」と事前にお伝えすると、結構質問が出てきて盛り上がると思います。

 

今日は少し講演の技術的な話を経験ベースでお話しましたが、講演にかぎらず人前でお話する機会に応用していただくと面白いと思います。

今日はこの辺で。