本物のちから

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近藤です。

先日、佐渡裕指揮、シエナウインドオーケストラ演奏でレスピーギのローマ三部作を聴きました。

『ローマの祭り』『ローマの噴水』『ローマの松』、この三つの作品を演奏会で一度に聴くことができるのはとても珍しく、家族皆で楽しみにして出かけました。

 

子どもたちは佐渡さんのファンで

「佐渡さんの息が聞こえた」
「佐渡さんが飛んだ」
「佐渡さんでっかかった」
「佐渡さん…佐渡さん…」

とアイドルのコンサートへ行ったみたいでした。

 

演奏会ではテレビやCDではわからない音がたくさん聴こえます。

楽器のきしむ音、弦が当たる音、息遣い、楽譜のページをめくる音、演奏中に楽器を調整する音、指揮者の靴音などなど。

もちろん見る楽しみもあります。

楽団のうねる様子や指揮者の汗だくのパフォーマンスは圧巻です。

そしてなにより新しい発見がある度に、子どもたちが夫や私に顔を向けて目くばせするのは来てよかったと思う場面です。

 

帰り道に娘がひと言。

「ものすごくいろんな音があって、何が何だかわからなくてメロディーもなーんにも思い出せないけどすごかった!」

ああ、これが“本物のちから” なんだな、と母は思ったのでした。

では、また。