あたりまえすぎるもの

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あたりまえすぎるもの

近藤です。

今日の愛媛県は雨がしとしと降っています。
気温も低く昨日までの初夏のお天気はどこへ。

 

愛媛県と言えばミカン!ですが、実は収穫量は和歌山が1位。愛媛は2位。

しかし柑橘類全体の収穫量では平成24年産分までは愛媛が昭和49年以降39年間日本一です。
(愛媛柑橘かんきつ情報缶より)

県民手帳には柑橘カレンダーがついていますし、産直市場では珍しい柑橘が豊富にあり、一年の長い期間様々な種類を食べることができるのは本当にうれしいことです。

 

そんな愛媛県なのでこの時期になると、柑橘畑から届く香りはよく晴れた昼間はもちろん、雨の日や夜はさらに濃く漂います。

実はこの香り、私にとっては当たり前すぎて意識したことがありませんでした。柑橘の花の香りだとも思っていませんでした。

 

アメリカで暮らした後、愛媛へ戻りしばらくたった初夏の夜のこと、突然この香りを意識しました。

仕事帰りにミカン畑の横を通った時、「この匂いなんだろう、もしかしてミカンの花ってこんな匂い?」と。

そして「ああ、家へ帰ったんだな」と思ったのでした。

帰国後ずっと気を張ってがむしゃらに働き、またすぐにアメリカへ戻るつもりでした。日本の暮らしが窮屈に感じてこんなところにいたくないと思っていました。

 

そんな私をほぐしたのは「あたりまえすぎる」ミカンの花。ずいぶん前のことですが香りはいろんなことを思い出させます。

みなさんにも、“あたりまえすぎるもの”がおありになると思います。

その中に大事なものが潜んでいるかもしれませんね。