見取り稽古

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近藤です。

寒い週末になりましたね。
この頃になるとまだ薄暗い朝、体育館の冷たい床の上で剣道の練習をしていたことを思い出します。

 

先日、子どもたちが通っているバレエ教室でレッスンを終えた時のことです。いつもなら急かして早く帰るのですが、その日は友達と話をしていて教室を出るのが遅くなりました。

子どもたちは次に始まった中高生のクラスのレッスンに目が釘付け。とても集中していたので急かすことをあきらめて彼らを見ていました。

人を育てる時、私たちは打てば響くような人を見て、「やる気がある」「積極的」ととらえがちです。しかしそれは育てる側が「待てない」せいかもしれません。

子ども達が先輩のレッスンを見て技だけでなく、立ち居振る舞いも吸収している様子は、傍からはまるでお地蔵さんのようです。(きっと脳は高速回転しているに違いないのですが。)

 

親としては、体を動かしてやってみようとしている子の方がいいような気がして、「なんでうちの子はいつもお地蔵さんなのかしら」なんて思うこともありました。

しかし、武道でいうところの「見取り稽古」、実は育てる人にも育つ人にも大切な思考の時間になっているのだろうといます。

では、また。