いつか来る日

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近藤です。

よく行くお店に愛媛の色づいたみかんがたくさん並び始めました。私はなるべく地元の農家のみかんを買うのですが、これが酸っぱくて甘い。

贈答用とは違う味でこれが産地ならではの味かな、と思っています。

 

今週、モモンガ映写室というところから映画『人生フルーツ』の上映会の案内がきました。

私が大好きな津端修一、英子夫妻のドキュメンタリー映画です。

町の美術館のホールで一日限りですが三回の上映とのこと。とてもうれしいお知らせです。

『人生フルーツ』公式サイト

 

子育ての先にある夫婦二人の時間。今と同じぐらい元気な体と今と同じだけの収入を基準に想像してしまいがちですが実際は違います。

今は2階建ての家に住んでいるけれど、そのうち平家にした方がいいんじゃないのとか、庭木は脚立がいらない高さにしておいた方がいいよね、とか仕事や会社は今後どうするのがいいのか、とか。更にたぶんどちらかが先に死んじゃうわけよね、などなど。そんなことを考えていた時に読んだのが、この二人の暮らしを綴った『あしたも、こはるびより』をはじめとする本たちでした。

 

津端夫妻とやっていることはずいぶん違うけれど、お互いのいいところも悪いところも「そんなものだから」と、笑ってしまえる関係は私の祖父母に近いなあと思います。

どこへ行くにも一緒に自転車に乗って出かけ、朝の散歩の後は二人で喫茶店のモーニングへ。訪ねていくと二人で囲碁を打っているしよくおしゃべりもしている。

けれどもお互いの世界があってべったりでもない。

年を取ると夫婦はみんなああなんだと思っていました。
(みんなじゃないことは大人になって分かりました)

 

夫と一緒に老いるということ、それはたぶん二人で自立した生活を送るということ。

一人ではできないこと、苦手なことを二人でカバーしあいながら楽しく生きるということなんだろうと思います。(来たるべき一人暮らしに備えることも入っているかな)

 

まだまだ早いような気もしますが、いつか来る二人暮らし。

津端夫妻や祖父母のことを思うと今日も明日も丁寧に生きよう、と小さく決意するのでした。

では、また。