講師は種を落とす人。

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講師は種を落とす人。

近藤です。

気温がぐんと下がりましたね。山の我が家でも飼っている金魚の動きが静かです。水槽の底の方でじっとしている時間が長くなってきました。

 

先日、ある学校の教職員研修会がありお話をさせていただきました。

お付き合いが始まって5年ほどになるでしょうか。学長先生をはじめ数回ご参加してくださった方もいれば、初参加の方もいて毎回新鮮な気持ちです。

教職員数が大変多い上に学部も分かれているので顔ぐらいは知っているけど話したことはない、という方々も。そこでなるべくグループで話をしてもらう時間を取りました。

会のはじめは静かな会議室も段々にぎやかになり、お話を止めるのが申し訳ないなあと思うほどに。これは私にとってとてもうれしいことです。

 

この学校に限らず講演でいつも感じるのが「その時の空気」。参加したみなさんの作り出す空気や、それぞれが持っている個性が味となって講座が熟成されるのでは、と思うのです。

私は最初にちょっと種を落とすだけ。後はみなさんの想いや考えをもっともっと膨らませることができるように制約を取り払い、それらを深める時間を作るのが仕事だ、と思っています。

でも、これは私だけでできることではなく受講者のみなさんが相手や自分に種を落とすことによって出来上がる空気なのです。

 

ワーク・ライフ・バランスをはじめとする働き方を取り巻く様々なことは、コミュニケーションの取り方によって変化を起こすことができます。

居心地よくし、よい環境を作ることも仕事で成果を出すことも根っこは同じなんですよね。

 

近いうちに講座で仲良くなったみなさんとカレーを食べに行くことにしています。

コミュニケーションが上手下手かではなくて、最後は「一緒にご飯を食べたい関係になれるか」ですよね、と言われた時には「その通り」と思いました。

たまには誰かにご飯に呼んでもらえる人でありたいなあ。

では、また。