愛は与えるだけのもの、なのか

[更新日]

愛は与えるだけのもの、なのか

近藤です。

東京は暑いよ、と出張中の夫から聞いた今週。愛媛に戻ってきて「寒いね」と一言。

そう、愛媛は一年中暖かいようでも寒い時は刺すように寒いのです。

 

昨日金曜日は朝から雨。

市内の公立中学校では卒業式の日だというのに寒くて嵐のように風が強く、天気はハードロック、式典はバロック、な様子でした。

 

私は市内のある中学校で教育委員として祝辞を述べることになっていました。

教育委員になって約9か月。初めての経験でした。

 

そして、私の恩師。

大学を出て教員になりこの三月で定年を迎えるので校長になって七年目。最後の卒業式でした。

(ずっと学校にいたので4月から初めて社会人になるんですって)

 

前日に「明日は緊張するなあ」と連絡したところ、「最初と最後。お互い頑張ろう」とメッセージをいただきました。

卒業式が終わった日の夜、励ましのおかげで上手くいったこと、自分の子もいないのに感激して泣いたことなど恩師へ報告したところ返事をいただきました。

七年前に校長になった時から「全員出席の卒業式」を目標にしてきたこと。そして、この卒業式でそれが叶ったこと。

それができたのは生徒への先生方の愛情とやさしさがあったからだということが語られていました。

 

「全員出席の卒業式」。

恩師は最後の卒業式で一番うれしい卒業証書を受け取ったんだろうな、と思いました。

「先生、やっぱり『愛だろ、愛。』ですね」とお返事したら「そうそう。愛です」と返事がきました。

自分は先生方や生徒からいっぱい愛をもらっているんだ、と書いてありました。

 

私は今、教育に関するプロジェクトを立ち上げる準備をしています。

大人たちとこどもたちがお互いに愛情とやさしさを与えたり受けたりできる環境を作りたい。そんな気持ちでいます。

 

これって恩師の無言の教えなのか刷り込みなのか、分かりませんが心の中にちゃんと育っている教えです。

愛は行ったり来たりするものなんですよね。

 

先生、卒業おめでとうございます。

 

では、また。