そこにあるもの。

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大美です。

ひっさびさにお天気に恵まれた週末でしたね。

 

唐突ですが、香川県民は地元に対して一定の愛着はあるものの、「香川県にはなんちゃない(何もない)。日本で一番小さい県やしの。」と言う人が多いです。(大美独自仮説)

今では全国的にメジャーなソウルフードになった讃岐うどんでさえ、「いやいや、こんなんどこにでもあるし、なんちゃ特別な食べもんちゃうで」と言いつつ、しかし、そう語る口元は若干ニヤけているわけで。

 

なんなんでしょうか?
極度の恥ずかしがり屋さんなのでしょうか?
これが県民性というヤツでしょうか?

でも、その極端な恥ずかしがり屋精神が、目の前の価値のあるものに気づきづらいという残念な結果に結びついている気がします。

 

前置きが長くなりましたが、今日は獅子舞の話です。

香川県の多くの地域では、秋になると「コンコンチキチキ」という独特の音色と共に、いたるところで獅子舞が見られます。

ずっと香川県で育ってきた人からすると、当たり前の光景で目新しさも何もないのですが、他県から移り住んできた友人に言わせると、「お正月以外に獅子舞なんて見たことない」と。

お隣の愛媛県の友人に聞いても、「神事と言えば神輿やだんじりで、獅子舞はほとんど見ない」のだとか。

 

そんな話を聞くと、俄然獅子舞について知りたくなります。

調べてみると、香川県内には約1,000組もの獅子舞組や保存会があるそうです。

そんな各地域の獅子舞組が、一堂に会して舞うというイベントがありました。

獅子頭や楽器、舞にも特徴があります。

夫婦獅子や親子獅子が舞うものや、天狗やお稲荷さんが先導して舞うもの。本当にさまざま。

それでもやっぱり、地元の獅子が一番カッコイイ。これはもう、DNAレベルに刷り込まれている感覚だろうと思います。

何でもかんでも外と比較して、「ないもの」を探すより、外からの視点を通して「あるもの」に目を向ける。

そこには、何でもない日常を豊かにするためのヒントがありそうだな、と感じた週末でした。