春に備えて

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大美です。

3連休明けの朝は、雪景色でスタートとなりました。

我が家は、高松の中でも割と市街地寄りで、雪が積もるなんてことはほとんどないのですが、今朝はうっすら雪化粧でした。

豪雪で被害が出ている地域もありますので、大きな声では言えないですが、普段と違う景色というのは、やはり若干心が踊ります。

 

先週は、一週間の中で徳島・愛媛・高知と四国四県を制覇しました。

徳島・高知はお仕事でしたが、愛媛に関しては半分お遊びの旅。どうしても見たかったものがあったのです。

 

「今治タオル」という言葉を聞いたことがありますか?

私、今治タオルの大ファンでして。吸水性も良くて、肌触りもよくて、しかも良く乾く。

その今治タオルの染色技術を駆使した、「今治カラーショー」というアートイベントに行ってきました。

去年、東京の青山で開催されていた様子を友人のFacebookで見て、今治でも開催されると知り、「これ、絶対行こう」と決めたのでした。

私自身、特にアートや芸術に関心が高いというワケではないのですが、これは自分の目で見たいと思ったのです。

「染色技術って奥が深いなぁ。職人ってすごいなぁ。ってか、この展示、上から色が降ってくるようだわ」

そんなことを思いながら、小一時間ほどひとりでボーっと眺めていました。

私がこのアートイベントに行きたいと思ったのは、ただ単純に、「この美しい作品を自分の目で見たい」という衝動と、もうひとつ、このイベントに隠された目的を知っていたからです。

 

染色会社は、色染めだけでなく、糸の下準備から織られた後のタオル生地の糊を落としたり、タオル本来の機能性を引き上げる仕上げ作業までを全て担っているそうです。

そこには間違いなく、富な知識や経験に基づく高度な技術が必要です。でも、染色会社やその職人たちは、あまり注目されることなく、どちらかというと日陰の存在だったのだとか。

そんな職人たちの誇りを取り戻そうと企画されたのが、このアートイベントだったそうです。

 

アートイベントは目的達成に向けた手段の一つだったのです。

それを聞いた時、染色について知りたいと思ったし、一人でも多くの人が足を運ぶことで、目的に近づけるのであれば、この目で見たいと思ったのでした。

もちろん、展示自体とても美しかったし、時間を忘れて見続けました。

 

でも私が共感したのは目的の部分。

きっと人が共感するのは、手段そのものではなく、その先にある目的に対してなんだろうな、と。

「何のために、どうあるために」

 

私のありたい姿ってどんなだろう。

私の人生の目的って?

 

めずらしく、そんなことを考えた週末でした。

そろそろ少しずつ温かくなって、出会いや芽吹きの季節に向かうはず。

その前に、自分の中にあるものを、少しだけ整理しておきたい。

 

そんな時には、思い切って普段と違う景色の中に、自分をぶっ込んでみるのもいいかもしれませんね。