そっとしている、でも忘れない

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徳倉です。

毎日書いているブログですので避けるわけにはいきません。

多くの方が被災され、今なお5年前のこの日以前の環境でない方はたくさんおられます。

私はとくに多くは語りません、そっとしています。
でも忘れません。

いろいろな形の支援や応援の仕方があるので、忘れない気持ちを静かな行動で示し続けます。

 

少し自分の話を。

私はあの日はまだ埼玉に住んでいました。

たまたま、あの時刻営業周りの関係で大宮周辺におりまして早くに自宅に戻ることができました。

妻はあの瞬間、オペを執刀中で余震の続く中、手術を最後までやり遂げていました。
長男はまだ2歳になる直前で、何も覚えていないと言っていました。

あの瞬間もそうなのですが私は週が明けた月曜日のことをとても覚えています。

最寄りの駅のシャッターが閉まり、『本日臨時休業』とJRが出していました。

私は始発に近い電車で会社に行こうとしていましたが、これなら仕方ないとすぐに割り切って自宅に帰ることにしたのですが、多くのサラリーマン(この時は全て男性でした)がJR職員に食ってかかっていました。

「どうやったら会社に行けるのだ!」と。

「バスは動いているのか?」「いつ再開するのか?」などとかなりの語気を強めて話していました。

停電は収まっていたので自宅に帰ると、「何時間かけてでも会社に行きます」とか、後日「8時間かけて出社しました」とかをTVで見て「う~~ん」と唸っていました。

この違和感。

この違和感が今の仕事につながっています。

 

その後次男が生まれNPOに参加し、転職することになっていきますが、震災直後週明けの月曜・火曜と休んだ私は水曜日出社しても何も困ることはありませんでした。

そんなものだろうと思っていましたが、そんなものでした。

仕事は大事だけれども、それよりも大事なものがたくさんあるとしっかり気づかされた5年前のあの日の事でした。

静かに祈りながら、今日はこの辺で。