男性のM字カーブが顕在化し始めた社会

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男性のM字カーブが顕在化し始めた社会

徳倉です。

ここ最近、育休復帰した大手企業勤務の男性会社員が復帰2日目に転勤を伝えられ、結果として退職したというニュースが大きく取り上げられています。

私もこの件についてメディア取材を受けてお答えしています。

取材では使われていいませんが、私はかつては「女性の」M字カーブと言われていたものが、これから「男性の」M字カーブが顕在化してくるのではないだろうかと危惧しています。

🔗ご参考:M字カーブとは(内閣府HPより)

 

当事者の目線に立つと、夫婦で働いている世帯全体で極端なM字カーブにならないように、互いのキャリアをどう生かしながら生活するのかという点が大事になると考えます。

当然休業期間があるので多少の下がりはあったとしても、「国・自治体」からの支援を含めるとなんとかやっていける仕組みをつくることはもちろんですが、復帰2日後に転勤指示する組織は今の社会の流れからだと考えづらく、私の立場だと理解に苦しみます。

 

こういうことが続くような社会であれば、男性・女性に関わらず子育てや介護が発生した個人はますます働きづらくなる社会になります。個人の収入だけではなく社会の経済にも大きな影を落とすことになるでしょう。

 

大事なのは、どこかの組織を単純に批判するのではなく、どうやれば当事者もそうでない人も働きやすい柔軟な仕組みが考えられるのかという知恵を出し合うこと。

そしてスピードを出して変化させていかねば、様々な人や組織が困り果てる時代になるのではないでしょうか。

今日はこの辺で。