本をえらぶ

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本をえらぶ

近藤です。

私には中学生の娘がいます。

彼女の学校では朝の読書の時間があり、自分で好きな本を持って行くことになっています。

 

はじめはハリーポッターや守り人シリーズ、青い鳥文庫や最近の流行りの映画のノベライズなど小中学生が読みそうなものを持って行くことがほとんどでした。

ところがしばらくすると親の本を選択肢に加えるようになり、池井戸潤、向田邦子、カズオイシグロや古典、新書など幅が広がってきました。

 

カズオイシグロの「日の名残り」を持って行った時は背伸びしちゃって、などと思いましたが完読したと言うので感想を聞いてみました。静かな本だった。日本語が美しかった。とのこと。

それ以来、子どもが読むことも少し頭に置くようになり自身の本の扱いが変わりました。

 

どんな本も気に入れば購入することは変わりませんが、子どもが好きそうなものを選んでみたり、一緒に語りたい本を選んでみたり。

そして書棚もこれまでより低い位置に私がよかったと思う本も置いてみたりして、大人と子どもの本の境界線が緩やかになってきました。

こうしてお互いの文化が混ざり合う楽しみができたのも娘の成長のおかげだな、と思います。

 

しかし今、困っていることが1つ。それは源氏物語などの古典です。

原文だとはんなりした感じに聞こえても、現代語にするとなかなか際どい部分があるわけで。

大学時代、先生方はどんな風に学生に解説してたのかな、と思います。

私たちは変体仮名を読むことに必死で内容まで深く味わうことなどなかったような。

 

そんなわけで、中学生に内容の質問をされると少し動揺する私なのでした。

では、また。