テンション上がる長靴

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近藤です。

今朝の山の我が家はお天気雨も降ったりして複雑な空模様です。

激しく降ったと思ったら日が差して小降りになる。もうこんな降り方は珍しくないのですが、心が騒いで外を眺めてしまいます。

 

今年の激しい雨のおかげか息子は「子どもの傘じゃ小さすぎる」と大人の大きな傘を使い始めました。

黄色い学童傘はついにわが家でお役御免です。

じゃあ長靴も履いていけば、と提案するとそれはダメなんだそうです。

誰も履いてないし、もし帰りに天気になったら恥ずかしいから。

大人の世界では晴れてる日でもどこかのブランドの長靴を履くのがおしゃれ、と雑誌に載るぐらいなのに残念なことです。

 

昨日、息子が学校から帰り、着替える時になってハンカチがないことが分かりました。

そのハンカチは息子が大好きなもので帰りの会まではあったとのこと。

じゃあ、と雨の中ですが学校までの道をたどって探しに行くことにしました。

ひとりで行っといで、と言ったのですが、お母さんも行こうよと誘ってくれたので、散歩がてらに二人で出かけることにしました。

そこで登場したのが私の膝ぐらいまである長靴。息子が履くことにしました。

 

ハンカチ、学校までの道には落ちていませんでした。

学校の門をくぐって彼が通った学校の中庭にも砂場の辺りもあっちもこっちも見たけどありません。

ほんとは通ってないような大きな水たまりの中もありません。長靴があるのでとにかくジャブジャブしたいだけなんじゃないの、と思いましたが何も言わずについていきました。

 

教室にもなかったので思い違いかもね、カバンの中をまた探そう、と話して学校を後にしようとしました。

ところが長靴の威力はすごいものがあり、水たまりや泥たまりに喜んでいる小学五年生の息子はまるで幼稚園児でした。

どこまで行くんだーと声をかけたくなるほどの勢いで、普段は避けて通るようなところを進んでいきます。

そして時々私に学校の説明もしてまた水の中へ。

 

帰宅後、私は通気性がいいスニーカーを履いていたので、足の甲の小さな穴たちから水が入って足は濡れていました。息子は足に汗をかいてちょっと湿っていました。

長靴、さすがだね、なんて言いながらも私は心がモヤモヤしていました。

ハンカチを無くしたせいでもなく、長靴がドロドロになったせいでもありません。

実に大人げないとは思いますが、私だって長靴で水たまりの中を歩いたり、泥たまりを足でこねたかったのです。

息子に長靴を譲ってしまったばっかりにその機会を逃したせいでモヤモヤしたのでした。

 

今時、道がよくなってワクワクするような大さの水たまりも泥たまりもありません。

そもそもそんなところで遊んでる単独の大人は見たことありませんよね。

だから大っぴらにそんなことができるのは子どもをダシにした時だけ。ああ、残念。

 

そんなわけで長靴、もう一足あればよかったのにな、とこれを書きながらまた後悔。

あ、いまさらですが息子は私の長靴履けたんだ。大きくなったんだな。

次の雨の時にはダシになってくれるんでしょうか。

 

では、また。