ながいお休み

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近藤です。

今朝はあいにくの雨でしたが少し暖かめの山の我が家です。

 

今日は、新居浜市のあかがねミュージアムへ行ってきました。新居浜在住の洋画家日野功さんの展覧会のオープニングセレモニーに呼んでいただいたからです。

お名前はよくうかがっていましたが、お目にかかったのも絵を観たのも今日が初めてでした。

物静かなお人柄が印象的で優しくて豊かな色が溢れた絵が心地よくてずいぶん長い時間展示室で過ごしました。

 

日野さんは現在75歳。

絵に興味を持ったのは小学5年生の時だったということを聞いて、そういえば私が絵を描くことが楽しいと思っていたのも同じ頃だなあ、なんて思いました。

 

高校生になった時、美術の時間に本物の油絵の具を使った時の嬉しさは今でも覚えています。

母が買ってくれた油絵セットのおかげでさらに絵が好きになりましたが、高校を卒業してからはなんとなく億劫になり、絵を描くことからは疎遠になっていました。

 

日野さんが長年絵を続けてこられたことは知っていましたが、経営者という立場で仕事をしながら絵に情熱を注いでずっと描き続けてこられたこと。

高校生の頃にお父様が亡くなったため卒業前に家業を継ぎ、会社経営をしながら絵を描き続け日展では2度も特選を受賞したこと。

新居浜に住んでいながら光風会審査員をはじめとする様々な審査員や指導者として、日本の洋画界を引っ張っている人のひとりであるということ。

 

今日の様々な方のスピーチを聴くまで知らないことばかりで驚いたり、感動したり、の連続でした。

好きなことを見つけることができても、それを長く続けることがどれだけ大変ですごいことか、この歳になるとよく分かります。

 

人生の先輩が何かを長く続けているのを見ると、私は何を残せるのかな、と思うことが増えました。

私は「今やらない理由」をつけて辞めていたり休んでいたりすることが山ほどあります。
(剣道、茶道、編み物、カヌー、都会へ行くこと、イタリア語の勉強、ほかにも)

 

今あることの中にこれから一生やりたいことがあるのか、それともまだ出会っていないことの中に一生やりたいことがあるのか。まだまださっぱりわかりません。

ただ、長く休んでいるうちに新しいことへの挑戦もできなくなりそうなのでそろそろ自分の好きなことに向き合ってみようかな、と思っています。

 

影響されやすいと笑われそうですが、まずは実家の押し入れに眠っているかもしれない油絵セットを探して絵など描いてみようと思います。

では、また。