設計図と名前

[更新日]

近藤です。

山の我が家では昨日までの冷たい雨が嘘のような気持ちのいい土曜日です。

今朝は早くから会社の電気の配線工事などがあり、出社しています。

 

私の愛媛の会社では昨年秋から始まった改修工事が終盤になりました。

外壁や窓ガラス、屋根などにも手を入れているので時間がかかっています。

 

設計段階で設計士さんがそれぞれにつけてくれたメインエリア名は、

「うさぎさん(事務室)」
「くまさん(会議室)」

などの動物名。

廊下は「けものみち」など。

すべての業者さんが集まって「ライオンとくまさんのチームですが」なんて言いながら、工事のミーティングが行われているところを想像すると笑いが込み上げます。

 

この設計図を書いてくださったのは、弊社の現在の社屋を設計してくれた方です。

(私の母と同級生だったという人でびっくりしました)

今回、2度目の設計をお願いしました。

 

最初に設計図をいただいた時、「大人の、一応ITの会社の設計図なのになんだか名前がかわいすぎませんか」と思っていました。

しかし、このネーミングには恐るべき効果があったのです。

計画を進める中で時には社長である夫と私の考えが合わず、殺伐とした雰囲気になることもありました。

ここだけはと思っていたところが上手く進みそうにないと分かり、イライラしたこともありました。

 

社員同士でも意見が割れることも多々ありました。

けれども、この動物の名前のエリア名のおかげか真面目な顔をして発言していても、「このうさぎさんが」なんて言ってるとどうもとがった気持ちが持続しません。

 

工事が和やかに進むための作戦だったのか、夫婦仲が悪くなることを心配しての配慮だったのか、それとも弊社の事務所のコンセプトが「森のゆかいな仲間たち」だったのか、聞いてみないと分かりませんが、我が家の平和も社内の平和も守ったことは間違いありません。

 

計画段階の名前ってなんでもいいようだけれどやっぱりなんでもではよくないんだな、と思ったこの経験。

うさぎさんにはこのカーペットの色がいいとか、けものみちだからこんな雰囲気のものを置こうとか、名前が私たちの共通意識を固めています。

 

この改修計画では「宮崎アニメと無印良品とカフェ」が心のテーマになっている私ですが、ちゃんと名前を付けて共有すればたちどころにうまくいくかもしれません。

ただ、名前が思い浮かばないんです。この三つを合わせると。

では、また。