傘の真ん中になるのはジーン・クランツになること

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近藤です。

日が長くなりましたね。庭の果樹の葉が芽吹いてきた山の我が家です。

 

私の娘は中学一年生。現在、愛媛大学でジュニアドクター育成塾という講座に参加しています。

そこで未来の科学者二年生たちは今年度、自分たちのテーマを決めて研究をしてきました。

 

例えば、

「プラナリアの頭を二つに分裂した時、体はどの頭の指示に従って動くのか」とか

「任意にとった自然数mに各桁の2乗の和を求めるという操作を繰り返すとどうなるのか」とか

「メタン発酵菌の探索研究」とかロボット、AIなどです。

そのディープな科学研究の友人たちの中、我が娘は「SDGsにおける質の高い教育をみんなに、を実現するための研究」を行っています。

 

明日は研究発表があるのですがこれまでに世界の教育事情を調べ、日本の教育について調査していくうちに

「これでいいのか」

という気持ちが芽生え、教育委員会へ行ってみたり、東京大学の大学院生に話を聞きに行ったり、自分の通う中学校で全生徒と教員にアンケートしてみたりしたのですが・・・。

発表資料を提出する2日前になって

「私、なんで科学の研究しなかったんやろか」

と言いだしました。

 

「考察や結果にこれだ、というものが出ない。こんなん社会科の調べ学習だ」

「科学イノベーション講座なのに科学を使う要素がない研究なんかいかんやろ」

と激しく落ち込んでしまったのです。

 

私は社会に目を向けてどの問題にどんな力を集めたらいいのかな、と考えてチームを作る人も立派な研究者だよ、と伝えました。

 

そして、傘の中心になりなさいと。

科学者たちが傘の骨の先。あなたが伸ばした骨が科学者たちに届けば、傘に布が張れる。

そしたら傘の中に入った人をしあわせにできるんやから、と。

 

そうしたら、単純な娘は機嫌がよくなりました。

そして、アポロ13号が帰還する時にNASAの首席管制官だったジーン・クランツみたいになればいいやん。

と付け足したところ、遠くで夫がキョトンとしていたので「映画の中のチョッキの人よ、エド・ハリスよ」と付け加えておきました。通じたかな。

 

では、また。