愛は矛盾だらけ

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愛は矛盾だらけ

近藤です。

アメリカにいる私のホストファーザーが昨年、病気が見つかり闘病生活を送っていました。

私がショックを受けてはいけないといろいろと考えてそのことを伝えてくれ、また何か変化があった時はとても丁寧に伝えてくれました。

 

今年に入り手術や治療のおかげもあり、少しづつ良くなってきました。

そのこともみんなに知らせる前にやわらかく言葉を選んで知らせてくれました。

それがちょうど3月11日のことでした。移動中の電車の中で涙が出ました。

 

彼は治療のため、味が分からなくなっていたのですが、それも徐々に良くなってきたのか先日、ザワークラフトを作ったという知らせを聞きました。

発酵食品が好物の彼なので、よかったなあと思うと同時にほどほどに、と思いました。

 

実は病気が見つかる前、キムチに凝っていた彼はなんと自家製キムチを作っていました。

アメリカ人がアメリカで本格キムチを作るなんて色々材料を集めたり大変だろうな、とおもっていたのですが特に苦労している様子もなく、「昔と違うんだなあ」と何でもそろうことに驚きました。

 

考えてみれば私が結婚した頃は夫と二人で遠くにある輸入食材を扱っているお店に行って、サルサやトルティアなどのメキシコ料理食材を買ってきたり、スカスカのスーツケースを持ってアメリカへ行き、毎夜食材や生活雑貨を買いに車を走らせ、いっぱいになった荷物を持って日本へ帰ったものでした。

 

それが今ではカルディもアマゾンもあります。イオンにだって割と何でもあります。

そして雑貨屋さんでも外国の食材はかえますよね。昔と違うんだなあ。と思うことしきり。

彼もきっとこうやって割と簡単に好きなものをこしらえて食べてるんだな、と思うと世界は本当に狭いんだと気がつきます。

ずっと昔に私が辛いものとニンニクの好きな彼のためにアジア食材店でニンニクの唐辛子漬けを買って帰りました。(たぶん唐辛子漬けだったと思うのですが…定かではない)

 

喜んで食べてくれたのですが、その後食べすぎて調子が悪くなったことを思い出し、「何でもほどほどに食べてね」と思います。

それと同時に「やっと食べられるようになったんだから好きなもの、どんどん食べてね」とも思うのです。

 

私という人は本当に矛盾しています。これも愛ゆえです。

では、また。