子離れできない親鳥

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近藤です。

今週、山の学校は始業式でした。

 

新学期の前になると子どもが家にいなくなるのがさみしくて「学校行かなくてもいいんじゃないの、お母さん、さみしいからまだ家にいたらいいのにさ」などというのが恒例の私。

その度に彼らは「いいの、本当に行かなくていいの、休んじゃうよ〜」なんて嬉しそうに答えてくれていました。

けれども大きくなってきてからは「学校はね、行かないかんけんね。お母さん、我慢してね。子離れでんきん人になるよ」と言います。

ああ、つまんない。

 

ある日、息子とテレビを観ていたら夏休みの保護者の負担を減らすために子どもを預かってくれる場所ができました、という特集をやっていました。

その中でたくさんのお母さんがインタビューに答えていました。

夏休みに子どもがいるとお昼が大変、子どもがずっといるとしんどいなどの意見が多くありました。

何度も「保護者の負担を減らす」という言葉も出てきました。

 

息子が静かに「子どもが家にいたらしんどいって言われたら子どもが傷つくやんねぇ。負担だなんてねぇ。」と言いました。私もそう思いました。

続けて「うちのお母さんは子どもが家にいて欲しいお母さんでよかったわ」と言いました。

ホッとしました。

 

子どもは親離れしようとしている小鳥だからもう親にあれこれ言われるのは嫌なんですよね。

だけれど、早くどこかへ飛び立っておくれと言われるとそこはまだつらい。

だから、思っていてもいなくてもあなたが離れるとさみしいよ、って言ってやるのも大きく巣立つために必要なのではないかしらと思った今年の夏休みなのでした。

 

では、また。