ままならなさを味わう機会を奪っていないか

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ままならなさを味わう機会を奪っていないか

黒田です。

今週も平日が過ぎていきました。

はやく夏が終わってほしいと思っていた私を想い出せないほど

秋まっただ中の日々です。

 

ある日の夕方、ムスメが「のどが痛い」と訴えてきました。

わが家は全員のどの不調から体調を崩すことが多いのでこれはまずい。

 

熱もなく食欲もある。

葛根湯を飲ませていつもより早めに布団へ送り込んだのですが、ふとムスメの顔を覗き込んでみると目にいっぱい涙を浮かべているではありませんか。

 

彼女は本当に普段から健康で大病も大ケガもせず、ここまで育ってくれました。

引越を重ね住環境が大きく変わっても、いつも元気でいてくれることがどれほどの親孝行か、私たち夫婦も痛感しています。

 

涙目になっているムスメを見て思わず笑ってしまったのですが、

いや、待てよ。

彼女にとって自分の体がコントロールできない状況になるということがどれほどの恐怖なのか。

翌日に文化祭(吹奏楽部の演奏)を控えているということも不安になる理由のひとつだったかもしれませんが、彼女には彼女のものさしがあるはず。

 

何事も私の尺度にあてはめてはいけないなぁ、と思いなおしました

 

翌朝起きてみると悪化はしていなかったものの、本調子にはいまひとつな感じ。

とりあえず午前中の吹奏楽部演奏が終わり次第、早退する方向で送り出しました。

 

自分の尺度にあてはめて誰かと接していないか。

家族だからと半ば強引に自分の経験則をあてはめていないか。

ムスメが自分の不安と向き合い涙を流す機会を無意識に奪ってはいないか。

そんなことを立ち止まって見つめ直す機会になりました。

 

寒暖の差が激しく体調を崩す声も多くきこえます。

みなさんもどうかお身体ご自愛くださいね。

 

素敵な一週間になりますように。