暗闇コミュニケーション

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黒田です。

最近は週末の夫婦さんぽが恒例になっているのですが、1月は川崎大師、2月は池上本門寺と名前知ってるけど行ったことない寺社めぐりにハマってます。

 

昨日は玉眞院に行ってきました。

通称「玉川大師」とも呼ばれ、弘法大師が祀られているこのお寺は世田谷随一のパワースポットととも言われているようです。

敷地自体はそんなに大きくないのですが、特筆すべきは約300体の仏像が並んでいる地下霊場。所要時間はたった20分程度で四国八十八箇所を巡ったのと同じご利益があるとされる場所とか。

 

地下に降りる階段の途中からもう足元が見えなくなり、すぐに完全な暗闇が広がりました。

目を開けているのに、自分は目を閉じているのではないかと勘違いしそうなほどの暗闇。いや目を閉じていてもあれほど真っ暗にはならないはず。

私の左手は前を歩く夫の上着をつかみ、右手は壁をさわりつつ、夫の言葉を頼りに少しずつ進みます。必要最低限の言葉で何を伝えたら(聞いたら)お互い安全に前へ進めるのか。

否が応でも相手を信頼しないと、この暗闇から脱することができないのです。

これかなり究極のシチュエーション。

 

やっとのことでたどり着いた地下霊場には無数の仏像が広がり、ちょっと怖いほど。

箇所箇所でお参りしつつ、帰路の暗闇も夫を頼りまくって無事地上に生還したのでした。

ちょっと大げさだけど、生還した、くらいがふさわしい体験だった。

 

いつも意見がぶつかったり、ケンカも絶えない夫との関係ですが、いざというときは頼りになるなぁとあらためて感謝できた時間。

思い返すと、福岡大仏の地獄極楽めぐり、清水寺の胎内めぐり、と数年おきに夫とは暗闇コミュニケーションをしていることに気づきました。

そうして夫の存在をぞんざいに扱わないようにしてるのかな。

その人との本当の関係性は暗闇でこそ発揮されるのかもしれませんね。

 

素敵な一週間になりますように。