ありあわせで逸品

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黒田です。

先日、アメリカ在住で一時帰国している友人と約2年ぶりに再会しました。

彼女は以前の職場での同僚でしたが、パートナーの仕事をきっかけに家族で移住したのです。

お互いに中学2年生娘の母ということもあり、受験のことやパートナーシップ、異国の文化、習慣、働き方、生き方などなどいろんな話で盛り上がりました。

 

そんな彼女は日本のNPO法人の事務局長にいまも在職してるんです。

距離ができない理由にならない。

素晴らしい時代です。

 

当日、待合せの時間に向けて自宅で準備しているとき、プレゼントを買っておくのをすっかり失念していたことに気づきました。

といってもそんな彼女に何を渡すかは意外に難問です。

 

純和風なものというわけにもいかず(日本人だし)、彼女が好きではない(私が大好きな)アイドルグッズというわけにもいかず。

家の中をひたすら見渡します。

 

あ、この間まとめて買ったプロポリススプレー、これが良い。

たしか彼女は歌うのも好きだったし。

そこに私が最近読んでとてもよかった本を追加しました。

 

もし彼女が既読だったら持ち帰ってくればいいし、未読だったら絶対喜んでくれる内容。

時間がないのでラッピングもできないけど、ちょっとカワイイ手提げ袋を見つけたからそれに入れて。

 

そして待ちに待った友人との再会。

忘れないうちに、と座ってすぐにプレゼントを渡しました。

プロポリススプレーの後、「まだ読んでないといいんだけど」と本を彼女に渡すと・・・・

「わ、まだ読んでないしちょうど買おうと思ってた本!」

私の想像以上にめちゃくちゃ喜んでくれたのです。

よかった。とにかく私もうれしくなりました。

 

家の中のありあわせでも相手をこんなに笑顔にできる。

彼女にはこれが合いそう、と思った私の気持ちが何倍にも大きな喜びとして返ってきた。

滅多にない貴重な経験でした。

 

ちなみに渡した本は、チョ・ナムジュ著『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)です。

もしまだの方はぜひ読んでみてくださいね。

 

素敵な一週間になりますように。