山でも一歩先を行く彼女

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大美です。

ひんやりさわやかな月曜の朝です。

 

先週、訳あって急遽山登りをしました。

とはいっても、地元の堂山という標高300mほどの小さな山です。

友人が誘ってくれて、成り行き&衝動的に登ることを決めたのですが、300m程度とは言え運動不足の私にとってはかなりきつかったです。

 

一緒に登った友人がなかなかのツワモノで、堂山にほぼ毎日日の出の時間に登っています。

以前から「一緒に登ろう!」と誘われていました。

彼女は私の少し先を歩きながら、ひたすら声をかけてくれます。

「この山はね、いくつも登山道があるんよ」

「毎日同じ時間に登ってたら、顔見知りになって、いろんなお友達ができた」

「この山を大事にしてる人がいて、別に誰に頼まれたわけでもなくてずっと掃除をしてくれてるおじちゃん達がいるんやで」

などなど。

 

私はそれに「へぇ~」「そうなんや」と相槌を打つので精一杯。

なのに彼女は、頂までのラスト30mほどを駆け上がっていきました。

それはそれは楽しそうに。

「もうさ、本格的にトレランとかやったら?笑」

後をついて頂に着くと彼女がおもむろに、ひまわりの種を数粒渡してくれました。

「大美さんが食べるんじゃないよ。笑 ほら、あそこに鳥がおるやろ?種を手に乗せてグッと前に手を出してみて」

「まさか」と思いつつ手を前に出すと…小鳥が私の手から種をついばんで持って行きました!

自分の手に鳥が乗ったのは初めての体験!!!

もう驚きと嬉しさで、キャッキャ言いました。

彼女が最後に言いました。

「毎日机に向かってPC相手に仕事してたら、おかしくならん?こういう時間作って自然に包まれてたらなんかスッキリするよね。また一緒に登ろうよ」と。

「そやね、今日はしんどかったけど、次はもう少し楽に登れるかな?」

「まぁね。でも1ヵ月空いたらまた一緒やで。笑」

 

こんな風に彼女がすこーし前を歩きながら、私のあまーい算段に的確な返しをしてくる。

これが、山でも日常でも変わらない私たちのパターンです。

 

友人でありながらも、最近はなかなかこういうのんびりした時間を過ごすこともなかったので、とっても良い時間になりました。

彼女の姿が見えなくならないように、また一緒に登りたいな。